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 ワーグナー

ワーグナー『ローエングリン』(前奏曲)

ワーグナー 楽劇『ローエングリン』から
前奏曲

精妙な合奏が徐々に盛り上がっていくこの前奏曲。

まずは、フルトヴェングラー指揮VPO。
Prelude to Lohengrin by Richard Wagner (1813-1883)
Wiener Philharmoniker
Wilhelm Furtwängler, conductor
04.III.1954


古いモノラル録音ながら、精妙さが伝わってきます。



次は、アバド指揮ウィーン国立歌劇場o.

Wilhelm Richard Wagner
"Lohengrin" Vorspiel 1. Aufzug
Claudio Abbado conducts
Wiener Staatsoper Orchester
January 28, 1990 at the Wiener Staatsoper

リヒャルト・ワーグナー
歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲
クラウディオ・アバド指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団

繊細な合奏はなんとも言えない魅力です。



ワーグナー『リエンツィ』~序曲

ワーグナー『リエンツィ』より
序曲

全曲公演が少ない歌劇ですが、序曲は比較的よく演奏される名曲です。
在りし日のテンシュテットがサントリーホールで熱演しています。

テンシュテット、ロンドン交響楽団

*Dolby Sounds*
--Date:Oct 18 1988
--Place:Suntory Hall (Tokyo)

ショルティ/ワーグナーBOX

「指輪」も入っています。
凄い!

ワーグナー・オペラ・ボックス(36CD+ボーナスCD)
ショルティ&VPO、CSO
『さまよえるオランダ人』から『パルジファル』まで
http://www.hmv.co.jp/product/detail/5117863

ワーグナー『ニーベルングの指輪』(全曲) ショルティ/バイロイト 1983

1983年のショルティ・バイロイト音楽祭の「指輪」。
それにしても、70歳過ぎのショルティの何と精力的なことか。
貴重な録音です。

『ラインの黄金』
Das Rheingold
Wotan: Siegmund Nimsgern
Donner: Hans-Jurgen Drewitz
Froh: Maldwyn Davies
Loge: Manfred Jung
Mime: Peter Haage
Alberich: Hermann Becht
Fasolt: Dieter Schweikhardt
Fafner: Manfred Schenk
Fricka: Doris Soffel
Freia: Anita Soldh
Erda: Anne Gjevang
Woglinde: Agnes-Adele Habereder
Wellgunde: Diana Montague
Flosshilde: Brigitta Svenden
Sir Georg Solti
Orchester der Bayreuther Festspiel
Festspielhaus, Bayreuth, 25 7/1983



『ワルキューレ』
Die Walküre
Brunnhilde: Hildegard Behrens
Wotan: Siegmund Nimsgern
Sieglinde: Jeannine Altmeyer
Siegmund: Siegfried Jerusalem
Hunding: Matthias Holle
Fricka: Doris Soffel
Gerhilde: Anita Soldh
Ortlinde: Anne Evans
Waltraute: Ingrid Karasch
Schwertleite: Anne Wilkens
Helmwige: Agnes-Adele Habereder
Siegrune: Diana Montague
Grimgerde: Ruth Engert-Ely
Rossweisse: Anne Gjevang
Sir Georg Solti
Orchester der Bayreuther Festspiel
Festspielhaus, Bayreuth, 26 7/1983



『ジークフリート』
Siegfried
Siegfried: Manfred Jung
Brunnhilde: Hildegard Behrens
Wanderer: Bengt Norup
Alberich: Hermann Becht
Mime: Manfred Schenk
Fafner: Dieter Schweikhardt
Erda: Anne Gjevang
Waldvogel: Sylvia Greenberg
Sir Georg Solti
Orchester der Bayreuther Festspiel
Festspielhaus, Bayreuth, 28 7/1983



『神々の黄昏』
Götterdämmerung
Siegfried: Manfred Jung
Brunnhilde: Hildegard Behrens
Hagen: Aage Haugland
Gunther: Bengt Norup
Alberich: Hermann Becht
Waltraute: Brigitte Fassbander
Gutrune: Josephine Barstow
1st Norn: Anne Gjevang
2nd Norn: Anne Wilkens
3rd Norn: Anne Evans
Woglinde: Agnes Abele-Habereder
Wellgunde: Diana Montague
Flosshilde: Brigitta Svenden
Sir Georg Solti
Orchester der Bayreuther Festspiel
Festspielhaus, Bayreuth, 30 7/1983

METライブビューイング ワーグナー『ワルキューレ』

期待していた『ワルキューレ』をMETライブビューイングで観てきました。

レヴァインが直前に交代を繰り返していたので心配でしたが、指揮台に上ったとたんに会場から万雷の拍手。
開始から精力的な棒さばきでオケは金管を中心に素晴らしい出来だったと思います。

指揮:ジェイムズ・レヴァイン 
演出:ロベール・ルパージュ
出演:ヨナス・カウフマン(T):ジークムント
ブリン・ターフェル(Br):ヴォータン
デボラ・ヴォイト(S):ブリュンヒルデ
ステファニー・ブライズ(Ms):フリッカ
エヴァ=マリア・ヴェストブルック :ジークリンデ
ハンス=ぺーター・ケーニヒ(B):フンディング

厚板の回転とCGでの多彩な場面表現が素晴らしかった『ラインの黄金』に続き今作も見事な場面表現。
ルパージュの演出は見事。

《第1幕》
開始からまず視覚が引き付けます。
板とCGによる深い木々の表現!
そして、カウフマンの最後まで疲れを知らない声!
やはりカウフマンの少し重たい声はこのような役がピッタリ。



WEB用W~4

《第2幕》
ブリュンヒルデ役のヴォイトも最後まで声がとおり素晴らしいが、個人的に目を引いたのはS.ブライスのフリッカ。
貫禄の表現でヴォータンに不満をぶちまけてやり込める。
幕間のインタビューでも語っていたように、20分弱の間に凝縮された時間を印象深く表現していました。



WEB用W~2

WEB用W~3

《第3幕》
圧巻は、開始のワルキューレの騎行。
ワルキューレたちの乗る厚板が上下に動き馬を表現。
その表現に会場も思わず拍手が起きていました。
幕間では、ワルキューレたちの衣装の裾が当初予定から短くしたのは、板に引っかかってしまうから、と言っていましたが、納得。
WE6DD2~1

最後の「ヴォータンの告別」も見事。
ここでは、ヴォータンが舞台から去って行く演出もよく見ますが、
ターフェルによると、深い惜別の情を出すため最後までブリュンヒルデを見つめることにしたとのこと。
驚いたのは、ブリュンヒルデが横たわるのではなく、何と何と逆さ吊り!
実は下の写真、真ん中の丸いものが盾で、その下に顔と垂れ下がった髪の毛なのです。
吊るされるヴォイトは勇気がいるでしょうね。
CGによって周囲が徐々に火の海に包まれて行きます。
最後は、思わず映画館の観客からも小さな拍手が。
WEE4BF~1

まさに、音楽、声、映像が一体となった見事な舞台。
来シーズンの残り2作の舞台も大きな期待です。
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